福祉用語一覧

現場にいるとよく聞く福祉用語です。
本来の意味は、、、などの細かいことを説明するためではないです。
あくまで介護現場で一般的に使われている意味合いを載せてます。

アズノール

褥瘡の処置などによく使われる万能薬。とりあえずアズノール。何でもかんでもアズノール。陰部にも塗布可能。市販はされていない、青色のクリーム。

一部介助

生活に置いて、一部分のみ介助の必要な人。例えばトイレ介助時にズボンの上げ下げだけを介助者が行う場合など。

エンジェル・エンゼル

死亡。

オイラックス

痒みのある方へ塗布されることが多い。白色クリーム。乾燥肌で痒みがあればオイラックス、なければワセリン。

疥癬

ダニによる皮膚病。対応する場合は防護服。発生すると緊張が走る、割と緊急事態な症状。

臥床

利用者を寝かせること。対義語は離床。

片麻痺

片側(半身)に麻痺があること。左麻痺、右麻痺。左麻痺と言われたら、脱がすときは右側から、着せるときは左側からなど、伝達の時にも使う。

技能実習

海外からくる技能実習生。私の見た限り、介護を学びたくてくる技能実習生はあまりいない。単なる出稼ぎ。介護には興味がない人も多い。前職は別の場所で土方で来てた、などの話も。ひどい制度。

ギャッジ・ギャッジアップ

ベッドの背もたれを上げることをギャッジアップ。

自走

車椅子を自分でこいで移動できる人のこと。対:担走

褥瘡

いわゆる床ずれ。悪化すると骨まで見える。褥瘡ができないようにどの施設も神経質になってる。

ショート

ショートステイのこと。期間は最短で1泊から最長1ヶ月。

全介助

全部の工程に置いて介助が必要な人。人によって生活全部ではない。例えば、食事は自立(自分で食べられる)だが、移乗は全介助など。

外介(そとかい)

お風呂の外の介助。着脱担当。中介助より外介助の方が忙しい。

担送

車椅子を介護者が押さないと移動できない人。タイヤの小さい担送用の車椅子もある。

付き添い

歩行時に付き添いが必要な人。施設などで付き添いが増えると業務が回らなくなる上、人手がそちらに取られて、他で事故が起こったりコール対応ができなくなる。

とろみ

嚥下機能に問題がある方に、お茶や汁物にとろみをつけます。その粉のことをさす。

中介(なかかい)

お風呂の中の介助担当。体を洗ったり浴槽へ誘導したり、濡れ仕事担当。

ファーラー位

ギャッジを45度に上げた状態。セミファーラー位は15〜30度。ほとんど現場で聞くことはないけど、たまにイキっていう人がいるから覚えといた方がいい。大体の人は角度で伝えてくれる。

プラセボ

成分的には効果のない薬。例えば頭痛薬を日常的に欲しがる方に頭痛薬と称してラムネのようなタプレットを渡したりする。これが結構効く。

歩行器

歩くための補助具。いろいろな種類がある。興味があるなら福祉用具の資格取りに行くのもあり。

ポータブル

ポータブルトイレのこと。施設の夜間帯に使われることが多い。青い消臭剤を入れて使う。結構よく聞いててそこまで匂わない。

見守り

生活、主に移動において見守りが必要な人。見守りも遠位と近位があり、遠位は気に留める、ぐらい。見守りなので介助者は支えたりはしないが、近位であれば、もし利用者がふらついてもすぐに介助できる場所にいないといけない。

利用者

介護サービスを受ける方を「利用者」と呼びます。病院であれば患者ですが、福祉施設では利用者です。

リクライニング

概ねリクライニングできるタイプの車椅子を指す。寝たきりのや硬直のある方が利用。

老健

介護老人保健施設。病院と自宅の中間に位置する施設で、在宅復帰のためにリハビリを行う。

アルファベット

PT

理学療法士。施設では”先生”と呼ばれることが多い。

OT

作業療法士

NS

看護師

CW

介護職。ケアワーカー

CM

ケアマネージャー

L字

ベッドのL字柵のこと。自分でつかまり、車椅子移乗できる方のベッドに設置されている。

ENT

エント。退所のこと。ドイツ語らしい。

N95

コロナの時に大活躍したマスク。長時間つけると痛いし顔に型がつく。息苦しい。